僕が好きな伊坂幸太郎の小説、「魔王」を読んだ感想について綴りたいと思います。
ストーリーについての解説ではなく、この小説を読んで自分がどのように感じたかを
メインに綴っていきたいと思います。
※これより先はネタバレの可能性があります
少し特殊な超能力を使える主人公が、強大な敵に立ち向かうというストーリーです。
(全て個人的な感想です、本は読む人によって捉え方が違うから全く違う物語になる可能性があると思っているのであしからず。逆にコメントに自分はこんな事を感じた等の意見は大変嬉しい)
ここで少し伊坂幸太郎の小説との出会いについて、話をしたいと思います。
僕は本屋で働いていました、大学1年生から卒業するまでの4年間バイトに明け暮れていました。本は昔から好きだったので、本当に楽しいバイト生活になりました。
そこでもたくさんの出会いもありましたし、楽しい思い出も寂しい思い出も…
その話は機会があれば。
そんな楽しいバイト生活で、出会ったのが伊坂幸太郎でした。
当時、3つ上の先輩がお勧めしてくれたのが伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」という、伊坂幸太郎のデビュー作でした。
当時出ていた伊坂幸太郎の本は出版された順に全て読んだと思い…ます。笑(抜けてる本もあるかも...)
こんなに共感できる小説を書く作家・作品に出会えたこと本当に感謝しています。
自分でも驚くことに、友達とか知り合いが言っている人生論より
伊坂幸太郎が書いた小説を信頼している自分がいる笑
大人になった僕は今でも、伊坂幸太郎の本の影響をとても受けており、そのせいで苦労したこともあったし(人のせいにするな笑)よかったこともあった。
この小説がテーマの一つにしている「ファシズム」
について話していこうと思います。
誰かが行動すると、それを叩く人がいて
何か新しいこと、面白いことをやる人がいると
それを叩く人がいて…
この現象について思うことがありすぎる。
やっぱり叩く人の心理(ここでは面白がって叩く人は除く)って、
自分とは違うことをやっている人が羨ましいって思いが
妬みになって叩いてしまうのかなと思う。
僕は思うんです、誰かを貶めたり
陥れたりする前に、こう言いたい。
「自分の人生を生きようよ」って。(伊坂の小説のセリフではない、多分。)
一回きりの人生なんだからさ、人に構っている時間なんて
もったいないよ。その時間に自分の好きなことやろうよ。
もし誰かがやっていることが嫌でもさ、
それはその人の人生なんだから、
あなたが何かを言うのは違うと思う。
なんかもっと言いたいこと沢山あるのになぁ、
誰かに話すのとは勝手が違うや。
うまく伝えられないや。
ただこれだけは言える、
「死んでるみたいに生きたくない。生きてるみたいに生きるんだ。」
これは伊坂幸太郎のある小説のセリフです。笑
また、会いましょう。
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